「何を切ればいいか分からない」を、丸暗記ではなく理由から理解するためのガイドです。麻雀の手作りで使う考え方を、初心者は結論だけ、中級者は例外まで、段階的に読めるように並べました。何切るツールで実際の手牌を解析しながら読むと、理解しやすくなります。
対象は門前(ポン・チー・カンをしていない手牌)の手作りです。これは何切るツールの解析対象とそろえてあります。相手の動向やベタオリ(守り)の判断は扱わず、まず「自分の手をどう育てるか」に集中します。ルールは赤5あり/なしのどちらにも触れますが、細かい差は必要な箇所でだけ補足します。
このガイドの読み方
各テーマは、次の順番で書いてあります。まず結論、次にその理由、そして迷いどころ、最後に評価がひっくり返る例外です。初心者は結論と理由だけ読めば十分。慣れてきたら、折りたたまれた「中級のポイント」を開くと詳しく読めます。
次の手牌、何を切りますか?
結論: を1枚。理由は、 の対子は雀頭として残し、余った は順子になりにくい端牌だからです。
中級のポイント例外あり
この も、チャンタ(各面子に1・9・字が絡む役)や一通(同じ色で123・456・789とそろえる一気通貫)を狙う手なら価値が上がります。「端牌だから即切り」ではなく、今の手がどの役に向かっているかで残す理由が変わります。これがこのガイド全体に共通する考え方です。
目次
上から順に読むのがおすすめですが、気になるテーマから読んでも構いません。
「あと何枚でテンパイか」「どの牌で進むか」という土台。手牌を5つのカタマリで見る考え方と、何切るツールの結果の読み方まで。
両面はなぜ強いのか。字牌・端牌をいつ切るか。対子は何個までが得か。切る順番の基準になる「形の序列」を整理します。
「受けは広いのに勝てない」の壁を越える回。受け入れの重なり、複合形の二面性、そしてテンパイの“待ちの良さ”を分けて考えます。
速さと高さのバランス、ドラの抱え方、七対子・国士への分岐。最後に「初心者向けの優先順位」でガイドをまとめます。
まず押さえる、切る順番の優先順位
細かい理屈の前に、これだけ押さえれば大きな失点は避けられる、という順番です。上から順に「切る候補」を探します。
- 役にならない孤立字牌・孤立した1/9牌を整理する(順子になりにくく、伸びしろが小さい)。
- 強いターツ(両面)を残す。弱い辺張・嵌張は後回しにできる。
- 雀頭は2対子まで。3つ目の対子は面子候補を圧迫しやすい。
- 5ブロックへ整える。カタマリが6個以上あるなら、いちばん弱いものを1つ払う。
役・ドラ・複合形がからむと順番は前後します。なぜ前後するのかは、各章と打点と分岐の章で扱います。